2023/07/11 01:01

高山陶園の想い



初代の想い。 それは、

「この街を良くしたい」。


物のない時代

1960年頃、陶製人形製造の下請けから始め

急須、干支、人形、酒壺

ありとあらゆる物が造るだけ売れ会社を拡大していく。


その後、バブル崩壊、お茶のペットボトル化、中国産急須などの厳しい時代を乗り越え現在に至る。






現在の想い。 それは、

「常滑焼、焼物の良さを広めたい」。


この想いを中心に活動している中で

ここ最近では焼物の要素に健康が密接にあると感じ、それを形にした商品を生み出している。





渡辺 敬一郎 -KEIICHIRO WATANABE-


1959年 常滑焼窯元六代目に生まれる
​1987年 焼物の山車(10トン)製作
1989年 世界デザイン博覧会へ 陶製巨大招き猫(7m)製作・出展
1994年 陶製リコーダー製作 全国各地にてコンサート開催
2006年 とこなめ焼振興展 内閣総理大臣賞
2008年 とこなめ焼振興展 内閣総理大臣賞
2010年 常滑市陶業施策訓練所 所長
2012年 とこなめ焼協同組合 理事長
2019年 天皇陛下の御退位及び皇太子殿下の御即位式典での器 製作


渡辺 敏史 -TOSHIHUMI WATANABE-


1984年 常滑焼窯元七代目に生まれる
2002年 瀬戸赤津焼 窯元 霞仙陶苑に師事
2005年 高山陶園(実家)入社
2006年 とこなめ焼振興展 内閣総理大臣賞
2008年 とこなめ焼振興展 内閣総理大臣賞
2014年 高山陶園 代表取締役社長就任
2015年 ミラノ国際博覧会 日本館出展
2015年 AEON MALL常滑 巨大招き猫 急須猫オブジェ製作・展示
2019年 天皇陛下の御退位及び皇太子殿下の御即位式典での器 製作


系譜


初代 杉江 寿門とは?


杉江寿門は、水簸※1を三年かけ、精製した土を用いて還元焼成の最後に酸化させる創意工夫の製法を駆使し、朱泥焼、特に紫砂※2と呼ばれる当時の究極の到達点とされた技術の完成に魂を注いだ。特に寿門の作品は精緻で品格が有り、当時も中国宜興窯の本格的な製法であったパンパン製法を本格的に学ぶために金士恒を招き、さらなる技術向上に注力した。量産に向かないパンパン製法では量産の常滑焼でこの製法を続けることができなかったが、ロクロづくりの中心の量産となった今日でも、その宜興窯の伝統製法の影響は大きい。


※1 水簸(すいひ)とは、水に土を混ぜて良く攪拌し砂や石など不純物を取り除き、粒子の細かい土だけを採取する方法。

※2 紫砂(しさ)とは、主に宜興(ぎこう)市一帯で産出される陶器用の土。多くの中国茶器は、この宜興の紫砂壷を最高峰とし、台湾などでもこれらの作品をお手本に、茶壷が作られている。




運営会社紹介

有限会社 高山陶園
住所 / 〒479-0825 愛知県常滑市山方町7-155
TEL / 0569-35-5098
営業時間 / 10:00~17:00